毎年11月が近づいてくると、年賀状のことが頭をよぎる方もいると思います。
えっ、早すぎますか?
でも、気の早い人は、いえ、用意のいい人は10月や11月から年賀状について考えてますよ。
今年の年賀状はどんなデザインにしようかとか、何枚くらい必要かなどをチラッと考えるわけです。
近頃は自宅のパソコンで年賀状を作り、プリンターで印刷するのが一般的になりました。手書きで一枚一枚書くことを考えるとすごく楽ですね。
でもその半面、せっかくもらった年賀状もすべてが印刷されていると「味気ない」という印象を抱く人がいるのも事実です。
そこで、年賀状に手書きの部分も入れて、温かみを出すためにも添え書きをするわけです。しかし、添え書きには、何を書けばよいのか悩んでしまう方も多いと思います。
そんな方のために、今回はすぐに使える年賀状の添え書きの例文、一言メッセージをお届けします。
お楽しみください!
添え書きとは?
・添え書きとは、手紙などの本文の終わりに文章を付け加えて書くこと。
・日ごろお世話になっている人・知人・友人には、お礼やこちらの近状報告を書き添えることが多いですね。
・年賀状だけの付き合いになっている方へは、自分の家族の様子や今年の抱負などを短い文で伝えることもあります。
年賀状の添え書きのコツ
年賀状に添え書きをしようとして困ることがあります。書くためのスペースがあまりなくて、思ったことが書けないとか、小さな文字になってしまうということです。
原因は本文やイラストがスペースを取りすぎているからですね。
なので、添え書きをすることが分かっている場合は、添え書き用のスペースを最初から確保しておくのが大切です。
年賀状DVD-ROMイラスト10500(2017年版) [ インプレス(2014) ] |
そして、年賀状の本文はシンプルなものにするというのも大事です。
添え書きの内容と本文の内容がダブらないようにするためです。
例えば、「いつもお世話になっております」という文章が本文に入っていたら、添え書きに同じことは書くことはできませんよね。
これは使える添え書き一言メッセージ例
これから紹介する添え書きの例文は、一般的に使われているものを少しひねっていることがあります。必要に応じてアレンジしてお使いくださいませ。
一般的な一言メッセージ
・2016年はお世話になりました。
・本年も息子、娘、妻、祖母ともどもよろしくお願いいたします。
・皆様お元気で幸せいっぱい夢いっぱいの年になりますように。
両親・親戚への添え書き
・お父さん、お母さん、もう年なんだから無理をしないでね。
・まだまだ寒さが厳しいですね。くれぐれも体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
ご無沙汰している方への添え書き
・すっかりご無沙汰しております。同窓会で会えるのを楽しみにしていますよ。
・平素の疎遠をお詫び申し上げます。先生もお元気でしょうか?
・お子様たちも可愛い盛りになられたことでしょうね。
同僚・友人への添え書き
・ご家族そろってワイワイにぎやかで楽しいお正月をお迎えのことと思います。
・今年は何が何でも飛躍の年にしたいですね。
・○○さんにとって素敵な1年になりますように!
・今年も充実した実りのある1年にしましょう!
会社の上司や先輩へは
・旧年中はいろいろお世話になりありがとうございました。こんな私ですが、
本年もよろしくお願いいたします。
・本年もご指導の方、よろしくお願い申し上げます。
・昨年中のご厚情に心より感謝申し上げます。
・いつも温かい先輩のお心遣いありがとうございます。
取引先には
・御社のますますのご発展とご繁栄を祈念いたしております。
・本年もなお一層のお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
添え書きに趣味や目標を入れる
次に会った時に話のネタになるので話題が広がりますね。
・英会話教室に通い始めましたよ。○○ちゃんも一緒にどう?
・今年はカラオケの発表会で○○を歌います。特訓中です。
・今年はバリ島旅行に行きたい!
・今年はOOの資格を取る予定なので正月も猛勉強です。ホント?
・今年はダイエットして10キロ痩せます!本気です!
普段言えないことを添え書きで伝える
・いつも近くで見守ってくれていますね。さり気ないフォローありがとう。
・あなたに逢えたことで僕は本当に強くなれました。
・今年、我が家に初めての赤ちゃんがやってくることになりました!
まとめ
いかがでしたか?
年賀状に書かれた添え書きは、たった一言でも本当に嬉しいものです。
飾った言葉は必要ありません。キレイな当たり障りのない言葉よりも自分の本音をちらりと書いた方が相手に響きますね。
もちろん、相手に「重い!」と思われるような内容は避けた方がよいでしょう。年賀状ですし。
パソコンで印刷した年賀状の場合、添え書きも印刷されていることがあります。
でも、できれば手書きの添え書きの方がいいですよね。心がこもっている感じがしますから。確かに、少し面倒なのですが・・・。
今回の例文を参考にしつつオリジナルな個性あふれる添え書きを書いていただけたら嬉しいです。