年末が近づいてくると、嫌でも考えさせられる大掃除。
あれもこれもといろんなところを掃除していたらいつの間にか1日が終わってしまい、どれも中途半端、なんて経験ありませんか?
実は大掃除は思いつきで、あちらこちらを掃除してもはかどりません。何事にもやり方がありますから。1年に1度のせっかくの大掃除です。
身も心も、家もピカピカにして気持ちのいい新年を迎えたいです。
今回は大掃除の効率よい手順をお教えします。
大掃除、何から始める?
大掃除と言っても、リビング、浴室、寝室、キッチンなどと掃除すべき場所はいくつもあり、思い付きですべてに手をつけていったらキリがありません。
そこで、まずは大掃除の計画を立てるのが先決です。一見、計画だけして掃除していない時間が無駄に思えるかもしれませんが、全体としてみたら計画を立てたほうが効率よく終わるのです。また、よほど普段から綺麗にしている家でない限り、1日で終わらせることはまず無理なので、数日にわけて行いましょう。
計画をたてる順番としては、まず掃除したいエリア(キッチン、居間、寝室、玄関、机周辺、浴室、、etc)を書き出して、実際の汚れ具合や使用頻度を考えつつ優先順位をきめてから、1日にできそうな作業量で分配していきましょう。目標は低めに設定しておいたほうが、達成感があり、長続きしやすいので、無理のないスケジュールを心掛けてください。
また、大掃除をはじめるためには、ある程度粗大ごみなどのいらないものを捨てておく必要があります。大掃除開始数日前までに、各自治体の粗大ごみ回収スケジュールをチェックし、余分なものがない状態で始めましょう。
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大掃除を超効率的に終わらせる手順は?
大掃除を効率よく終わらせるためには、掃除するエリア内における、掃除の流れが大事になってきます。
「入口に遠いほうから掃除する」「外側から内側へ掃除する」「上から下へ掃除する」
という3つのポイントをおさえると、うまくいきます。
この法則は、ホコリの舞い散り方や自分で汚さないということを考慮して導き出された結論です。
「入口に遠いほうから掃除する」というのは、例えば、奥の方から入り口に向かって、バックしながら掃除機をかければ、自分が落としたほこりや髪の毛などもきれいにしつつ掃除ができます。
「外側から内側へ掃除する」については、窓ガラスなどを掃除するとき、先に外側のガラスを磨いてから、内側に取り掛かれば内側の汚れがよく見えるので、ガラス全体が最もきれいに磨けるということです。
「上から下へ掃除する」というのは、階段などを履き掃除する際に、下の段から順番に掃いていってしまうと、1つ上の段を掃除している最中に、ホコリが下の方へおちて、二度手間になる可能性が高いですよね。もちろん自分の足跡もつけていってしまいます。
だから、上から下へ掃除を行なった方が必要最低限の手間で済むのです。
また、そんなに大掃除の時間を割けないよ、という人は、簡単に綺麗になる「床やテーブル」および「照明器具」だけでも掃除すると、部屋の清潔感が増し、満足度が高いですよ。
もう少し時間を割ける人は、キッチン周りなども掃除しましょう。
以下の動画を参考程度にご覧になると良いと思います。
山口香央里 :埼玉 片付け 講座 大掃除や片づけ、スッキリ効果が高い場所!
まとめ
大掃除をしようと決めたら、まずは掃除の順番や日程決めを行い、無理のない目標をたてること、そして実際に掃除する際には「入口に遠いほうから掃除する」「外側から内側へ掃除する」「上から下へ掃除する」の3つのルールが大切なのでしたね。
大掃除は始めるまでが億劫ですが、終わった後の達成感は素晴らしいですし、家族がいらっしゃる方は、みんなで分担してやると楽しく掃除できます。ぜひ年末に大掃除をしてみてくださいね。今年の汚れは今年のうちに、ですよ。