桜の花が小さなつぼみを膨らませ始めると、いよいよ、お花見シーズンがやってきますね。
この時期は、入園、入学に入社などで環境が変わり、慌ただしい日々を過ごす方も多いと思います。と同時に、宴会が好きな方はお花見のことを考え、ソワソワするのではないでしょうか。
今回は都内でも有数の桜の名所であり、お花見のメッカとも言われる、上野公園でお花見をするときの注意点や準備、必需品などについて探っていきたいと思います。
上野公園でのお花見の準備
上野公園(上野恩賜公園)の桜情報
◆桜の見ごろは3月下旬~4月上旬
◆所在地 東京都台東区上野公園5-20
◆電話 03-3828-5644
◆交通アクセス JR上野駅が最寄りの駅になります。
◆開園時間 5時から23時(時間外は立ち入り禁止)
地図はこちら
トラブルのない楽しいお花見にするために、ルールを知っておいてください。
上野公園でのお花見のルール
・何時までお花見ができるの?
お花見の時期、上野公園では、ボンボリに明かりが灯りますが、
午後8時頃にボンボリは消灯となります。ボンボリの明かりが消されますと、公園内の明かりは園路灯だけになってしまいけっこう暗いです。事故や防犯の観点から夜8時で宴会は終了するのが原則です。
・無人の場所取りは禁止
シートだけを敷いて無人で場所を取っている場合は、警備員や職員の方によってシートを撤去されます。必ず、利用する人がシートのところにいるようにしてください。お留守番ですね。
・持ち込み禁止品
テーブル、椅子、テントなどはスペースを有効利用できなくなるため持ち込むことができません。 火災防止のため、コンロ、発電機の使用は禁止されています。
上野公園でのお花見シーズンの様子をちょっと見てみましょう!
お花見の準備と言えば、まず「場所取り」ですね。
お花見で人気の場所は沢山あるので上野公園に限りませんが、場所取りをされる方をこの時期色々な所で見かけるかと思います。特に上野公園はテレビでも紹介されるくらいなので場所取りは激戦区ではないでしょうか。
でも、知っていましたか?
上野公園は「23時~5時は立ち入り禁止」なんですよ。
徹夜してまでの場所取りは残念なことにルール違反なのです。常連の方はそんなことないと思いますが、毎年多くの方々が徹夜されているといった状況です。
そこで、あまり苦労せず良い場所を取るコツをお教えしまょう。
◆良いお花見場所を取る方法◆
場所取りの時間帯を変えることと、他の人に交渉することでお花見の場所は取れるのです。
1 自分たちのベストポジションただと思える場所には、きっと先客がいるかと思います。
立ち入り禁止時間の前に先客が撤収作業中、もしくは少し前の時間帯に先客の方に「明日、ここで花見をしたいのですが、終わったら場所を譲ってもらえませんか?」と聞きましょう!
連日お花見をされる方以外は、だいたいOKをもらえるはずです。
(筆者はこの方法で毎年スムーズに場所取りに成功しています。)
その時に先客の方々が出すゴミなどの撤去作業を一緒にお手伝いをしてスペースを確保しましょう。(お互いに気持ち良く帰りたいですよね)
23時には立ち入り禁止になるのでその前に行いましょう。
お手伝いに必要な物
・ゴミ袋(可燃物・不燃物用)
・手袋
・ほうき
・レジャーシート
(これは自分達の場所取り用です。人数に対してレジャーシートが大きすぎるとマナー違反になるのでご注意ください。)
・目印になるもの・置石みたいなもの(2リットルペットボトルに水を入れておくと手を洗うのに便利ですよ。レジャーシート1枚にペットボトル4本と置石もあるとベスト)
・日にちや会社名などを書いた大きな紙をコーンなどに張り付けておくと目立ち、場所が分かりやすいです。
先客の中には、もしかしたら手を出してほしくない方もいるかもしれないので一言「お手伝いしましょうか?」と声をかけてからお手伝いをしましょう。(手伝ってくれるのに無下にする方はあまりいないと思いますが、中にはそんな方もいますから。筆者は遭遇してしまいました)
これで、徹夜しなくても場所取りができます。
2 朝は公園の開放時間の5時には必ず行きましょう。そして、場所取りのお留守番開始!
お留守番は1人より男性2人以上で行うのが良いですね。
何があるか分かりません!場所取りでトラブルになる事も想定しておきましょう。場所のクレームを言われることもあるかと思います。
もし何か言われたら、23時前に場所取りして5時にここに来たことを伝えましょう。
ルール違反はしていないので、相手の方も何も言えないのではないかと思います。
お留守番の人が居ればブルーシートを公園の人は撤去しません。もし公園の方に言われたら上記の事を伝えましょう。
(朝7時頃に公園の方がゴミの片づけ予定です。)
お花見に良い場所はやはり人気があります。まず前もって1度下見に行くことをおススメします。
快適なお花見の場所を下見する時のチェックする項目として
・桜が綺麗な場所(2~3か所確認・場所を取られていた時のため)
・参加人数がゆったり座れるスペースがある場所
・転ばないようになるべく平坦な場所(子供連れの場合はもちろん、大人も桜の花に見とれて足元が不注意にならないようにしましょう)
・トイレが遠すぎない場所(女性の方は特に重要事項です)
・ゴミ箱の設置場所の確認(可能な限り自分で出したゴミは持ち帰りましょう)
を考えて下見に行きます。
毎年、上野公園でお花見をしてもいつもと同じ場所が取れるとは限りません。また、変化があるのがよい方は敢えて毎年花見の場所を変える場合もありますね。
場所が決まっている方は、場所の状態の把握ができていると思いますが、決まってない方は数か所目星を付けていくことをお勧めします
お花見に何を持っていく?必需品・あると便利なもの
お花見に持って行くもの、必需品、便利なものをリストアップしてみました。
・レジャーシートなどの敷物(地面がでこぼこしているところでは段ボールをレジャーシートの下に敷くといいです。おしりや足が痛くなりませんし、地面から冷えてくるのも防いでくれます)
※家族もカップルも大丈夫な大きいサイズ。たためばコンパクトで持ち手つき!
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・食べ物(これが無いと始まりませんね)
・紙コップ、紙皿、割りばしなど(予定人数より多めに用意しておきます)
・マジックペン(紙コップに名前を書くのに使えます。飲みかけのジュースが誰のものか分からなくなるのを防ぎましょう)
・ガムテープか布テープ(レジャーシートを固定したり、貼り合わせるのに便利です。接着力強い布テープの方がいいですね)
・飲み物(メンバーの好みによって、ジュース、お茶、アルコール類など。温かいコーヒーを水筒などに入れて持っていくも冷えた体には嬉しいです)
・小銭(自販機などを利用しようとしても釣り銭切れになっていることもあります)
・ほうき(撤収作業に使いましょう)
・お手拭き・ウエットティッシュ(室外なので手を始め、色々なものが汚れる可能性があります。赤ちゃん用のお尻拭きは厚手の物があり、100均でも売っているので、こちらで代用するのがお得です)
・流せるティッシュ(トイレのペーパーが切れていたら大変です。ぜひ用意しておいてください)
・ゴミ袋(出来れば仕分けるために可燃物・不燃物・リサイクル用を持って行くと最後の片づけに便利ですよ。)
・接着剤(ヒールなどが折れてしまった時に便利です。筆者は何度も助けられました。)
・厚手の上着・カイロ・ひざ掛け等(暖かいと言ってもまだ寒さが続く季節です。特に女性は持って行くことをお勧めします。)
・懐中電灯(暗い場所に落とし物をした時やボンボリが消灯された時にすごく役に立ちます)
まとめ
お花見って楽しいですよね。毎年、上野公園ではお花見に大勢の人で賑わいます。楽しくお花見をするためにはマナーはきちんと守りましょう。
上記にも述べましたが、春になったと言っても桜のシーズンは花冷えという言葉があるくらい寒い日があります。防寒対策とトイレの場所の確認は必ず行ってくださいね。楽しいお花見ができますように!