ゴボウは好きですか?
女性の皆さんは好きな方が大勢いるのではないでしょうか。
最近はゴボウ茶がダイエットやエイジングケアに良い効果があると話題になり、ゴボウのファンが増えていますね。
ゴボウは地味な野菜ですが、お通じの味方にして美容効果の味方でもありますね。
食べ方も色々。煮て良し、揚げても良し、サラダにしても良しですよね。
今回はそんなゴボウの栄養と美容効果、さらに上手な食べ方を紹介したいと思います。
ゴボウの美肌・美容・健康効果
◆ゴボウの栄養素
ゴボウには栄養素として、食物繊維・イヌリン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・葉酸などが含まれています。
◆ゴボウの健康効果
ゴボウには、便秘改善・高血圧予防・ガン予防・心筋梗塞予防・脳梗塞予防・動脈硬化予防・貧血予防・毒消し作用・消炎作用などの効果があるといわれています。
虫刺されやかぶれにも効果があり(ゴボウをすりおろした汁を虫に刺された個所やかぶれた個所に塗るとよいと言われています)、口内炎・扁桃腺炎にも効果があります。
(口内炎・扁桃腺炎には根と葉5g程度を1カップの水で煎じて冷ましたものでうがいをすると効果があります)
また、漢方薬としてゴボウの種は「牛蒡子(ごぼうし)」といい、皮膚炎や解熱、解毒、乳腺炎などに用いられています。
ゴボウは食物繊維が豊富で、腸の働きを整えてくれるだけでなく、血糖値の上昇も抑えてくれます。
腸のぜん動運動を活発にしてくれるので、便秘を解消し、美肌効果や最近騒がれている大腸がんの予防にも繋がっています。
さらにゴボウにはポリフェノールが多く含まれているため風邪予防や老化防止にも一役買っています。
そして、「カリウム」の効果により高血圧予防に良く、葉酸が含まれているため貧血予防にも効果的です。
さらにさらに、ゴボウに含まれるイヌリンは体を温め、むくみを取る効果があります。
以上のようにゴボウは華やかな野菜ではありませんが、女性の美容にとって、すごくうれしい成分が多く含まれています。
※美容効果の優れた野菜
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◆ゴボウの選び方
弾力があり、太さがなるべく均等で、ひげは少ないものを選びましょう。洗いゴボウというものも販売されていますが、土付きのものの方が風味も良くて日持ちします。
表面にひび割れがあったり、先端部分がしおれているものは避けた方がよいですね。
◆ゴボウの保存方法
ゴボウは乾燥に弱いので土付きのものは新聞紙にくるみ冷暗所に立てかけます。
しかし夏場は傷みやすいので適当にカットしラップにくるんで野菜室に入れましょう。
土付きのものは1週間程度、洗ってあるものは2~3日で使い切りましょう。
ゴボウの旬は秋~冬の9月~12月ごろですね。
※ゴボウをお手軽に摂るならやっぱりごぼう茶?
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ゴボウの上手な食べ方
ゴボウは火を通すと甘みと風味が増します。肉や魚と一緒に調理すると臭みは消えます。
◆ゴボウの下処理方法
ゴボウはたわしで洗うか包丁の背でこそぐ程度にしましょう。また、アクが強いので、強いので10分ほど酢水(1リットルの水に小さじ1の酢を入れる)にさらしておくと泥臭さがなくなり色も変わらなくなります。
◆ゴボウの美味しいレシピ
ゴボウは上記にも述べましたが煮てよし揚げてよしの食材です。
簡単に作れるレシピを紹介します。
・きんぴらごぼう
やはりゴボウの定番と言えばきんぴらごぼうではないでしょうか。
ゴボウ 1/2本
ニンジン 1本
肉 100g(肉はあるもので構いません。)
焼肉のたれ 適宜
ごま 適宜
上記の方法でゴボウの下処理をします。
肉・ゴボウ・ニンジンの順に炒め最後にすき焼きのたれ(または焼肉のたれ)をからめます。
水分を良く飛ばしてください。
最後にごまをふりかけ出来上がり。
・ゴボウのスープ
ゴボウ 1/2
玉ねぎ 1/2
牛乳 200CC
コンソメ
塩コショウ
水 300CC
ゴボウは薄くささがきでもスライスでもOK。
玉ねぎを油で炒めます。
玉ねぎのフライパンにゴボウを入れ水・コンソメ・塩コショウを入れてゴボウが柔らかくなるまで煮ましょう。
煮えたら冷ましてください。
冷めたらミキサーにかけてください。
もう一度鍋に戻し温めて牛乳を加えて出来上がりです。
味が薄かったら塩コショウを入れてみてください。
・ゴボウサラダ
ゴボウ 1/2
ニンジン 1/2
ほうれん草 2束
マヨネーズ 大3
麵つゆ 大1
ゴボウ・ニンジン・ほうれん草はそれぞれ茹でましょう。
それぞれ水で冷やしてください。
ほうれん草はしぼりましょう。
1つのボールに入れマヨネーズと麵つゆを加えて混ぜるだけです。
ここにご紹介したレシピは簡単にできちゃうレシピです。
簡単に食物繊維が取れて美容効果ばっちりです。
◆きんぴらごぼうの由来
縦切りにしたゴボウと人参を甘辛く炒めたものが、きんぴらごぼうですが、なぜ、きんぴらごぼうと呼ばれるようになったのでしょうか?
それは、江戸時代の三味線を伴奏にした弾き語りのきんぴら浄瑠璃が由来とされています。
その中の1つに「金太郎」の子供の「坂田金平」(さかたのきんぴら)をモチーフにしたお話がありますが、金平は金太郎の子供なのでものすごく強いのです。このことから強くて丈夫なものには全てキンピラとつけるのが当時の流行でした。
ゴボウの特徴は精力がつき歯ごたえがある事から「坂田金平」とひっかけ、「きんぴらごぼう」と言われるようになったということです。
まとめ
ごぼうの主成分の食物繊維が、美容や健康に素晴らしい効果を発揮してくれます。野菜の中でもこれほど多くの食物繊維を持っているものは少ないのです。
その食物繊維が、便秘を解消し、コレステロールを下げてくれます。また、ゴボウに含まれるポリフェノールによりアンチエイジング効果も期待できますし、イヌリンはむくみも取ってくれます。
ですから、ゴボウは食物繊維を筆頭に、様々な栄養素の総合力で、美肌や健康にとても効果があるのですね。
ゴボウを日常の食生活にどんどん取り入れて、美しく健康でいたいです。
ちなみに、 関東地方で栽培されたゴボウは土が柔らかいためゴボウも長くなる「長根種」(長さ70cm~1m)が多く、 関西地方では土が硬いため短くても太い「短根種」(長さ30cm~50cm)が多く栽培されています。
東西で採れるゴボウの種類が違っているのが面白いですね。