ゴキブリ、いやですね。体がこげ茶色で、油でテラテラしていて、めちゃくちゃ気持ち悪いです。
じっとしてヒゲだけ動かしていたり、がさごそ這っているのも不気味ですが、仕留めるのに失敗したときなどに、羽を開いて飛んできたりしたらそれこそ恐怖です。
全身に鳥肌が立ってしまいますね。
ゴキブリのいない世界へ行きたいくらいです。でも湿度の高い日本の夏はゴキブリには住みやすい環境のようです。
先日も台所でゴキブリに出会ってしまいました。怖かったのですが、意を決して殺虫剤をかけて見事 ゴキブリを撃破してしましたよ。
ゴキブリは一匹見れば必ず数十匹は居ると言われています。油断できません。
おまけにゴキブリは、見た目の不快さだけではなく、実際に不潔です。下水やトイレなど不衛生な場所から侵入してくるので、体の油膜に色々な不潔なものをくっつけて運んでくるのです。
今回は、不快で不衛生なゴキブリの駆除方法をご紹介したいと思います。
ゴキブリを家から追い出したい!もう見たくない!!
いやなゴキブリを家から追い出すためには、まずゴキブリがどんな奴なのか知らないといけません。
大昔から大きさなどは変わってもずっと生き続けているゴキブリの生態について探ってみたいと思います。
そもそもゴキブリは何処から入ってくるのでしょうか?
・玄関などのドアや出入口から
・換気扇
・床下点検口
・窓
・排水管
・壁などの亀裂や建物のすきま
が考えられる場所です。
■排水管
例えば排水管もU字パイプを使って途中で水が溜まる構造であればゴキブリなどの侵入を防ぐことができますが、古いタイプの住居(アパートなど)はU字パイプを使用していない場所もあるので変えることをおすすめします。
お風呂場など、パイプを簡単に交換できない箇所は、排水口に髪の毛を取るネット等々を使用しましょう。
■換気口
キッチンやお風呂場に付いている換気扇。
ここからゴキブリの侵入を許してしまう事もあるので要注意です。
そんな時は換気扇に取付出来るフィルターを付けましょう。
取り付けるだけで換気扇からの侵入を防ぐことができます。
■出入口
人間の出入りする場所は、様々な理由で一時的に開けっ放しにすることがありますよね?
食料品の買い出しから帰ってくるときに1週間分の食料を家に運びこむのにドアを開けっ放しにしているなんてこともあるかもしれません。
こんな時はゴキブリ以外の虫なども開いていれば入ってきてしまうので、なるべく直ぐにドアを閉めるように心掛けましょう。
かといって夏の暑くてジメジメしている時に閉め切っばかりでは人間の方が倒れてしまうので、エアコンや網戸を利用して温度調節と換気することもお忘れなく。
虫を寄せ付けないために、網戸にアロマオイルを塗布するのもおススメです。
・ハッカ
・セロリ
・クミン
などの匂いの強いハーブをゴキブリは嫌います。
筆者の家では、少量のハッカを網戸につけて対策をしています。
一度にたくさん塗り過ぎると気持ち悪くなるので、換気しながら少量ずつ使ってくださいね。
初めて使った時、量が分からず網戸に塗りたくり鼻が痛くなり、気持ち悪くなってしまったことがありましたので。
そもそも、ゴキブリが好む環境は、
暗い場所、狭い場所、湿度があり、水や食べるものある場所です。
散らかった部屋にはゴキブリが潜みやすい場所がたくさんできます。そして思わぬところに食べ物のカスが落ちていたり・・・。これではゴキブリの天国になってしまいます。
部屋をきちんと整理し、清潔を心がけてください。
生ごみはできるだけ密封し、ゴキブリの餌にならないようにします。水回りもゴキブリが好みます。蛇口から水がぽたぽた落ちていませんか。そんな蛇口はしっかり修理しておきましょう。
ゴキブリを退治する方法
あなたはどのようにゴキブリ退治をしていますか?
一般的にゴキブリを捕獲するのには、ゴキブリホイホイなどを使う方が多いと思います。では、いきなりゴキブリに出合った時はどうするのか?
筆者の周りのママさん達にも少しリサーチをしてみました。
ゴキブリ退治の時に使うもの(殺虫剤などが無かった場合)は、
新聞紙・雑誌・本・ハエたたき・スリッパ等でした。これらは叩いて退治する方法です。後の始末がいやですが・・・。
他にも、ドライヤーの熱風で追い出す。掃除機で吸う。消毒用アルコールスプレーをかける。食器用洗剤をかける。熱湯をかけて退治という方もいました。ゴキブリをやっつけるにはいろいろな方法がありますね。
熱湯をゴキブリ退治に使う場合、周りに気を付けないと水浸しになってしまいますし、自分がやけどをしないように注意が必要ですが、効果は抜群のようです。ゴキブリも熱いものには勝てないようで、1秒で退治できるようです。(筆者ママ友の談)
ゴキブリを完全駆除する方法
家のゴキブリを完全駆除をするにはどうするか?
・ホウ酸団子を部屋のゴキブリが通りそうな場所に設置
・巣ごと根絶させる
・バルサンを焚く
ホウ酸団子ですが、小学生の時に家庭科の授業で何度か作った覚えがあります。子供でも作れるくらい簡単ということですね。
でも、作るのが面倒くさいと感じる方には市販でホウ酸団子が売っているのでドラックストア等で購入しても良いと思います。
ホウ酸団子の作り方
用意するもの
ホウ酸50g・小麦粉40g・砂糖15g・臭いのキツイ食べ物(玉ねぎ・ニンニクチューブ等)・牛乳適量
〇 ビニール袋に入れて耳たぶくらいの硬さになるようにこねる(牛乳を少しずつ入れます)
〇 2~3㎝ほどの大きさの団子に丸め、真ん中を押して少し凹ませる。
〇 団子に丸めるときはビニール手袋を使用してください。
〇 出来上がった団子をアルミホイルやプラスティックのトレイなどに載せ2日ほど天日干しにします。(腐ったり、カビが生えるのを防ぐためです)
ホウ酸団子使用の注意点
・4ヶ月程度しか持ちません。
・ホウ酸団子を置く場所は、やはりゴキブリがよく出没する台所付近と水回りが中心となります。キッチンのシンクの下、ガスコンロの下、冷蔵庫の下や裏、炊飯器の下など温かくなる場所、洗面台付近、トイレ付近、お風呂場付近などです。
・ペット・小さいお子さん・介護を必要とするお年寄りがいる家庭では、ホウ酸団子はケース等に入れて、誤飲しないように使用するようにしてくださいね。
・実際に誤飲すると命に係わる場合もあるので、必ず守りましょう。
※自分でホウ酸団子を作りたくない方は市販のものを利用してください!
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■巣ごと根絶させる
ゴキブリは上記にも書きましたが温かくて暗くて湿度があって食べ物がある場所に巣を作ります。ホウ酸団子には餌を食べたゴキブリが巣に帰ることで巣ごと退治できるものがあります。
掃除をしている時に見覚えのない茶色っぽい小さなカプセルを見つけたら、それはゴキブリの卵です。 1個の卵に30~40匹の幼虫がいるので直ぐに除去しましょう。
■バルサン(害虫燻煙剤)を焚く
バルサンを焚くときには周りの穴をふさいだり、警報装置がならないようにしましょう。
よく昼間の家に人が居ない時間帯に焚くと思いますが、ゴキブリは夜行性です。
バルサンは、1~2時間で効くと即効性を謳っていますが、出来れば1日現状維持出来る環境の方がゴキブリにはより効果的です。
何故なら昼間隠れていたゴキブリが夜になって出てくるからです。
だからと言って寝ている部屋にそんなことしていたら困ってしまう方も多いと思いますので、ホウ酸団子とバルサンの二刀流で完全駆除してください。
ちなみに筆者の家では、この前、実家に泊まりに行く機会があったので早速やってみました。
結果
バルサンを焚いて以降、ゴキブリは出てきていません。
まとめ
ゴキブリを家から追い出すには、ゴキブリを家に入れないこと。
そして、今いるゴキブリを徹底的に退治するということが大切です。
ゴキブリの巣も根絶しましょう。
まず、住まい全体の整理整頓と清潔を心がけて、ゴキブリの住み心地の良い環境にしないことが大切です。
そのうえで、 バルサンとホウ酸団子の二刀流を使えば効果的です。
また、徹底的にゴキブリを駆除したいのならプロの害虫駆除業者にお願いするという方法もあります。飲食店などはゴキブリが出ると大問題なので、プロの業者に定期的に駆除してもらうことが多いです。