瞼が下がって目が小さくなったみたい!眼瞼下垂?治す方法は?

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「なんか、目が小さくなってきたのかな?」
「あっ、よく見ると、瞼(まぶた)が下がって目が細くなっているみたい!」

こんな風に思ったあなたは、眼瞼下垂(がんけんかすい)になっているかもしれません。

瞳

鏡を見るとそこには自分の疲れたような顔!!瞼が下がると疲れた感じの表情になってしまいますよね。
顔の筋肉も若いころに比べたら、だいぶ重力に負けてしまっている気がします。
鏡を見るのが嫌になってしまいますね。

眼瞼下垂は、ただ瞼が下がって見た目の印象が変わってくるだけではなく、視覚機能に問題が出てきたり、体調が悪くなったりという原因にもなります。

症状がある場合は、「トシだから仕方がない」と放置しておかないで、眼瞼下垂についてしっかりと知って、必要な場合は医師の診断を受けることを考えてください。

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眼瞼下垂とは?

眼科医

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、瞼(まぶた)が開きにくい状態のことです。眼瞼(がんけん)というのは「まぶた」のこと。だから、眼瞼下垂というのは、瞼が垂れ下がってしまい、開きにくくなってしまうことなのです。

「先天性眼瞼下垂」がよく知られています。産まれた時からしっかりと瞼が開いていない状態です。

他にも「後天性眼瞼下垂」があります。
片方の目だけの場合もありますし、両目の場合もありますが、瞼がしっかりと開かない状態になったり、加齢により瞼が少しですが下がってきたりします。

瞼が下がってくると視野が狭くなりますので、目が疲れやすくなり、頭痛・肩こりなどの症状も出やすくなります。

眼瞼下垂が肩こりや頭痛を引き起こす原因は、眼瞼挙筋とミュラー筋という瞼を動かす筋肉が、無理にまぶたを上げて目を開けようとして、ずっと緊張しているからです。

眼瞼下垂になると、他にもさまざまな症状が出る場合があります。

顔の印象が変わり、いつも眠たそうな表情に見える
・瞼が下がっていることをカバーするために無意識に顎を上げてものをみるので、首や肩に負担がかかり、首や肩がこる、頭痛がする
・目を開こうとして額の筋肉を使ってしまうので、額にシワがでる
・上と同じ理由で、まゆ毛が上がる
上の方にあるものが見えにくい

先天性眼瞼下垂の場合は

・眼瞼挙筋の働きがもともと弱い
・まぶたを動かす神経に異常が見られる。
・まぶたの形に問題がある

というのが原因として考えられます。

加齢による眼瞼下垂

後天性眼瞼下垂の場合は

・パソコンやゲームによる目の酷使
・コンタクトレンズの長時間使用
・瞼をよくこする癖がある
・加齢によって眼瞼挙筋の筋力が落ちてくる

などにより、瞼の中にある挙筋腱膜という腱が伸びてしまいまぶたが垂れ下がってきてしまうのです。

成人の場合の眼瞼下垂は病気とは限りません。

ですが、重症筋無力症や脳梗塞、脳動脈瘤などが関係している場合もあります。眼科手術後に眼瞼下垂が起こることもあります。
気になるようでしたら1度病院に受診してみてください。

※この眼瞼下垂の女性、施術のBefore、Afterがすごいですね!

医学的には眼瞼下垂は3つのレベルに分類されています。

・下垂軽度 上まぶたが目の瞳孔に少しかかるところまで下がっているレベル

・下垂中度 上まぶたが目の瞳孔の約半分まで下がっているレベル

・下垂強度 上まぶたが目の瞳孔の半分よりもさらに下まで下がっているレベル

上のような状態になると当然視界にも影響してきます。今、はっきりした眼瞼下垂の症状がない場合は予防を心がけたいですね。

眼瞼下垂は改善できるのか?予防方法は?

コンタクトレンズ

はっきりと眼瞼下垂の症状が出ている場合は、自分で改善するというのは難しいです。
薬などを飲んで治るというものではありません。現在、治す方法は手術しかありません。
眼科、あるいは形成外科の医師に相談するとよいでしょう。

眼瞼下垂の予防方法はまずは、瞼に強い刺激を与えないことです。

瞼をこすり過ぎないように注意し、コンタクトレンズの使用はなるべく必要最低限にとどめましょう。

メイクを落とすときにも要注意です。力を入れすぎるのはいけません。ビューラーを使う場合も、まぶたに優しくしてください。
洗顔後もまぶたをゴシゴシ擦るのも良くありません。

パソコンの前で長時間仕事をする方も、目の周りの筋肉に疲労感を与えてしまうので時々は目を休ませてあげましょう。

そして、パソコンの画面は、正面よりやや下に見えるように設置するのをおススメします。目線を下げることでミュラー筋の負担を減らすことができます。

また、瞼のハリが無くなると自然に瞼は垂れてきます。食事でコラーゲンをしっかり摂るのも大切ですね。

まぶたを引き上げる眼瞼挙筋の筋力低下を防ぐトレーニングも効果があります。

トレーニングの方法

1. 眉毛が動かないように指で軽く押さえて一度、静かに目を閉じる
2. 両眼を大きく見開き、そのまま5秒~6秒維持する
3. 目の力を抜いて目を閉じる

この1~3を1日に数回程度、繰り返すのが眼瞼下垂の予防に良いようです。ほんの少しの時間でできますので是非お試しくださいね。

※眼瞼下垂には新しい手術法があるようですね。

まとめ

物思いにふける人

筆者も以前はコンタクトレンズを使用して、パソコンの前に長く座っていたことがいた事があります。これも良くなかったのでしょうね。

まだ、眼瞼下垂とまではいきませんが、年齢とともに瞼が下がって来ているのが実感できるお年頃に差し掛かってきました。

眼瞼下垂は本格的に垂れ下がってきてからでは遅いのです。
伸びきってしまった筋肉は人間の自然治癒力では元に戻せません。

まだ、瞼が下がってきていない方は、今からでも予防しましょう!

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