最近は日によって暖かかったり寒かったりと気温の変動が激しく、風邪やインフルエンザも流行り始める季節になってきましたね。
お子さんがいるご家庭では、鼻水が止まらないと困っている方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、うまく鼻をかめないと、延々と鼻水が出てきてもう大変です!
鼻水を垂らしたお子さんのあとを、ママがティッシュを持って追いかけている姿を見かけることもありますね。
ただ、この「鼻をかむ」という動作、4歳くらいの子供にとっては結構難しいんですよね。
そこで今回は、子供に鼻のかみ方を分かりやすく教える方法をお伝えしますね。
正しい鼻のかみ方
まずは、正しい鼻のかみ方を確認しておきますね。
「えっ、今さら?」と思われるかもしれませんが、大人でも間違った鼻のかみ方をしている場合がありますので、念のために・・・。
1:テッシュペーパーを鼻に当て、片方の鼻の穴をおさえる。
ここが一番のポイントですね。必ず片方ずつ、かんでください。
両方を一度にかむと、鼻から通じている耳の中の圧力上がって中耳炎や頭痛の原因になることがあります。しかも、スッキリさせたいからと一気に力いっぱいにかんでしまうと耳を傷めてしまう可能性もあるんです。
2:口から息を吸い、少しお腹に力を入れ、鼻水を外に送り出すように鼻から息を出す。
同じことをもう片方の鼻の穴でも行ないます。当たり前ですね(笑)
3:出てきた鼻水が見えないようにテッシュペーパーを丸めてきちんと捨てる。
マナーなので、くれぐれも机の上に置きっぱなしにはしないでください!
以上の3ステップですね。私たち大人からすると、わざわざ意識するまでもないと思いますが、なにかを子供に教えるときというのは、当たり前のことでもわかりやすく順序立てて考え、伝えてあげるということが大切なのです。
まずは、保護者の方と一緒にテッシュを持ち、お手本を見せてあげながら3ステップのポイントをおさえつつ教えてあげてみてください。ただ、大半の子は2番目の鼻から息を出すのが出来ないでしょう。
そんな方は次の方法を試してみてください!
楽しく鼻をかむ練習をしよう!
子供本人としては、鼻をかんでいるつもりでも、ちーんと声を出しているだけで実際は全然鼻から息をだせていないということが多々あります。
そんなときは、1枚のテッシュペーパーを顔の前に持ち、それを吹きとばすような勢いで、ふんっと鼻で息を出せるように練習するといいです。また、このとき、保護者の方や兄弟などと競争して、だれが一番遠くにテッシュペーパーをとばせるか勝負すると、子供もやる気になってくれたりします。
最初からティッシュを吹き飛ばすのは難しいかもしれません。そんなときは鼻の前に垂らしたティッシュペーパーを鼻息でひらひらと動かすだけでも大丈夫です。
以下の動画で詳しい方法や実際の練習風景がみられるのでよかったら参考にしてください。
れのんとれいらのママCHANNEL:鼻かめますか!?華をかむ練習方法を教えて貰ったよ♪
また、他にも、小さく丸めたテッシュペーパーを片方の鼻に入れ、それを鼻の穴から出すように思い切り鼻息を出す練習も効果的です。この時はもう片方の鼻の穴は、指で押さえて鼻息が漏れないようにしてくださいね。
こちらも、先述した方法同様、いかに遠くへティッシュペーパーをとばせるか、ゲーム感覚で勝負すると面白いですね。
※赤ちゃんの鼻水には吸引器が便利です。
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まとめ
今回は、鼻をかむための方法とその手順を紹介しました。
どの方法も、特別な道具はいらないので、ぜひお家で試してみてください。
鼻をかむのではなく、鼻を吸ってしまう癖がつくと、中耳炎や副鼻腔炎といった耳などの病気にもなりやすくなってしまいます。
本来鼻水というのは、身体に入ってきた異物(ウイルスやほこりなど)を体の外へ出すためのものなので、しっかり鼻をかんで、元気に冬を乗り越えましょう。