ノロウイルスに感染!食事はどうする?何を食べる?

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ノロウイルスは、いきなり下痢や嘔吐・発熱がおこる、
症状の激しい感染症です。

腹痛

幼い子供がノロウイルスにやられて、いきなり嘔吐するのを見ると本当に痛々しくて、可哀想です。

そして、胃腸がダメージを受けてしまうので、食事などを受け付けなくなることも多いです。

でも、実際のところ無理にでも食事をとるべきなの?と気になってしまいますよね。

今回はそんな皆さんのために、ノロウイルスに感染した際の食事や対策法についてお伝えします。

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ノロウイルスとは

ウイルスイメージ

そもそもノロウイルスとは何かといいますと、その名の通りウイルスです。ただ、このウイルスは人の小腸や十二指腸などの粘膜でのみ増殖する性質を持っています。ですから、お腹に強い症状が出ます。

症状としては激しい下痢、嘔吐、38度以上の高熱、胃痛、腹痛、頭痛などがあげられます。

潜伏期間は、1日~2日。健康な大人の症状は24時間ほどで治まりますが、乳幼児や高齢者は重症化することがありますので、特に注意が必要です。

ノロウイルスは一年中発生していますが、12月~1月に最も多く感染する人が増えています。日々の寒暖差が激しかったり、寒い日が続いたりすることによって私たちの免疫力が低下し、このようなウイルスに感染しやすくなってしまうのですね。

秋から冬にかけて美味しい、牡蠣(かき)を生食するのも、ノロウイルスが流行する原因の一つと考えられています。

牡蠣などの二枚貝は、ノロウイルスに汚染されやすいので生食は避けて、しっかり加熱処理したものを食べてください。

※ノロウイルスの症状と予防法は?

食事はどうしたらいいか

おかゆ

ノロウイルスは食中毒の一種であるといわれているように、一度ノロウイルスにかかってしまうと体は食べ物を受け付けなくなってしまいます。

体力増強のためといって、無理に食事をしてもかえって逆効果になることも多いです。

そこで、ノロウイルスにかかったばかりのときには、食事ではなく「水分」をとるように心がけましょう。

ただ、スポーツドリンクばかりを飲むのもあまりおススメできません。スポーツドリンクは私たちが想像しているよりも糖分が含まれており、運動などをしていないのに沢山スポーツドリンクを飲んでしまうと、過剰に糖分を摂取してしまうことになります。

そのため、私たちの体液の組成に近いといわれる経口補水液などの方がおススメです。

経口補水液は、砂糖20~40g、塩3g、水1L、レモン液数滴を混ぜると作れます。レモン液については、最悪なくても大丈夫です。また、水は常温の方が良いです。

※経口補水液の作り方については、こちらの動画が参考になります。

少し食べ物を食べられるかなという調子になってきたら、一般に言う「体に優しいもの」(おかゆやリンゴのすりおろしなど)から順に食べていくようにしましょう。

人間というのは本能的に自分の調子がわかるもので、直感的に「おかゆ位なら食べられるな」と思ったときには食べても大丈夫な場合が多いです。

不安な人は医療機関に相談するのも一つの手でしょう。

※経口補水液は色々な脱水状態に適しています!

まとめ ノロウイルスには経口補水液がおススメ

女のコ手洗い

ノロウイルスにかかったら、無理して食事をせず、まずは水分補給を意識すること、およびスポーツドリンクは あまり飲みすぎず、経口補水液を摂取することが大切です。

実は筆者も、つい最近ノロウイルスにかかりましたが、やはり水分は大切だなと痛感しました。食べ物をまったく口にする気が起きませんでした。トイレにも何度も通いました。

そして、私の場合は、熱のせいか体が寒くて感じて、しょうがありませんでした。布団の中に入っていても寒くて震えてしまうのです。それで1日に何度も熱いお風呂に入りました。

体を温めると気分がよくなったのです。しばらくすると、また寒くなってきてお風呂に入る。それを繰り返していましたね。1日で症状は軽くなりましたが。

ノロウイルスだけでなく、様々な病気の最大の予防策は手洗い・うがいですので、毎日忘れずに手洗い・うがいをして、元気に冬を乗り越えてくださいね。

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