赤ちゃんの夜泣き、本当につらいです。強烈です!
一度泣き出したら、なかなか泣き止みません。
授乳したり、おむつを取り替えたり、トントンしてあげたり、
それでも泣き止んでくれません。
スヤスヤ眠っている様子はあんなに可愛いのに、いつまでも泣き続けられると、憎たらしくなってきます。
ママもパパも睡眠不足でストレスが溜まってきます。
でも赤ちゃんに罪はないのですよね。
なんとか、泣き止んでもらう方法はないのでしょうか?
では、赤ちゃんの夜泣きを止める方法を見てみましょう。
夜泣きの原因は?なぜ泣くの?
赤ちゃんが夜間に突然泣き叫ぶのが夜泣きです。
夜泣きは、お腹が空いていたり、室温が高すぎたり、おむつが汚れていたり、寝苦しかったりと,肉体的に不快なことが原因になっている場合も多いです。
昼間に経験した刺激やストレス、興奮などが夜泣きの原因になっている場合もあります。
ですが、夜泣き自体は赤ちゃんにとって自然なもので、赤ちゃん自身に何らかの害を及ぼすものではありません。
むしろ、何かを訴えるため、そして成長するための本能的行動といえます。
大声で泣くことによって肺を含めた呼吸器官の運動にもなっています。夜泣きは生後3か月頃に始まり、たいてい1才半頃には自然に収まります。
ただし、個人差がありますので、2歳になっても夜泣きが続いていたり、ほとんど夜泣きをしない赤ちゃんもいます。
夜泣きの対策は?
・体調の確認
夜泣きの対策はまず、赤ちゃんの体調をチェックすることから始めましょう。
★ミルクはいつも通り飲んでいるか?
★おしっこや便の回数や量は普通か?
★熱はないか?
★表情はどうか?
★湿疹などができていないか?
これらをまず確認します。
いつもの様子と違っていたら、かかりつけのお医者さんに観ていただきましょう。
・ミルクをあげる
赤ちゃんが泣き叫んだり、ぐずったりするのは、のどが渇いていたり、お腹が空いているのかもしれません。
ミルクを飲むか確認しましょう。飲みたがっていれば、授乳させると赤ちゃんは満足し、落ち着きます。
・おむつを替える
おむつが濡れていたり、汚れていると、赤ちゃんは不愉快なので泣きます。まずは、おしっこや便をしていないか見てあげてください。もし少しでも汚れていたり濡れていたら、新しいおむつに交換です。おむつの締め付け具合も赤ちゃんが快適な程度に調整してあげましょう。
夜泣きのときはまず、これらを確認するのが優先事項です。
・温度調節
部屋の温度が扱ったり寒かったりすると、寝心地が悪く、これも赤ちゃんが知らせてくれます。赤ちゃんが快適な温度になっているか、布団が重すぎないか、肌着のさわり心地が悪くないのかなどをチェックしてみましょう。
・だっこする
赤ちゃんは、スキンシップが大好きです。触れられることによって安心します。抱っこして欲しいときにも泣くことがあります。
抱っこでなくても手や足を握ってあげると、愛情を感じ落ち着きます。
・揺すってあげる
抱っこされて、ゆらゆらすると赤ちゃんはとても落ち着きます。ママのお腹の中にいた時と同じ安心感を持てるからなんですね。
できればママやパパが立って 、赤ちゃんを抱っこし、ゆっくりとゆらゆらと揺らしてあげてください。
立ち上がってゆらゆらするのは大変だからといって、座ったままゆらゆらをしてあげても赤ちゃんは満足してくれないことが多いです。
立って揺する方が、不規則なゆらゆらになり自然の揺らぎに近いからでしょう。
赤ちゃんは本当に敏感ですね。
ママが体力的にきついのであれば、ぜひパパに立ち上がってゆらゆらをしてもらいましょう。
我が家でも、長女が夜泣きの時期、パパが立ち上がってこの方法を何回もやりましたね。
このゆらゆらですが、赤ちゃんの首はしっかり支えて、頭に急激な振動がいかないように注意してくださいね。
ゆっくりと揺れるゆりかごの感じがいいですね。
・話しかける
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ言葉が分かりませんし、自分で話すことができません。ですが、話しかけられるのは心地よいのです。
ママやパパの声を優しい音楽のように気持ちよく聞きます。そして、自分に何かコミュニケーションをしてくれていることを知っています。
だから安心するのですね。
たくさん話しかけると、赤ちゃんの脳は発達が早まると言われています。
ママとの言葉のかかわりが、親子のきずなを深めてくれますし、穏やかな性格を育てるとも言われています。
・音楽を聞かせる
赤ちゃんは音にも敏感です。ママが子守歌を歌ってあげるの良いでしょうし、オルゴールを鳴らしてあげるのも赤ちゃんを落ち着かせるのに効果があります。
夜泣きに最も効果があると言われている音楽は、ママのお腹の中で聞いていた音、胎内音です。ママのお腹の中で聞いていた音なので、赤ちゃんは不安が取り除かれ、リラックスできるようです。
胎内音の入ったCDやオルゴールのCDなどを利用されているママもいます。
・ドライブに連れて行く
夜泣きがなかなか止まなくて、困り果てると、我が家では赤ちゃんを車に乗せて、
(ママが赤ちゃんを抱っこして乗車、パパが運転です)、ドライブに出かけました。
家の近所をゆっくり走り回りました。
車の適度な揺れと振動が心地よいのでしょう、たいてい10分以内に赤ちゃんは大人しくなり眠ってしまいました。
それからそっと家に帰って、ベッドに寝かせます。
夜中のドライブはなかなか大変ですが、これは夜泣きにはとても効果がありました。
ぜひお試しください。安全運転で。
まとめ
夜泣きの対策は、まだ話せない赤ちゃんが泣いて何かを訴えている訳ですから、
その訴えていることを汲み取ってあげることですね。
毎日一緒にいると、今この子はなぜ泣いているのか、何が不快なのかが、不思議なことに、だんだん分かってきます。
大声で泣いて一生懸命に助けを求めているのですから、
ママやパパも大変ですが、それに応えてあげましょう。
赤ちゃんの夜泣きは生後3か月くらい~1歳半くらいまでです。
この時期だけのことです。
ママやパパは本当に身も心も疲れてしまいますが、
赤ちゃんは夜泣きをしながら成長していくものだと割り切って受け止めてください。
夜泣きによって肺も強くなっていきます。運動にもなっています。
一回泣くごとに大きくなっていっているのです。
くれぐれも夜泣きをあまり深刻に考え込まないようにしてください。
赤ちゃんは泣くのが仕事ですから。
ママがイライラしていると、赤ちゃんもそれを感じとって余計に不機嫌になります。
ママ、パパがリラックスしていると、赤ちゃんもリラックスできて知らない間に眠ってしまうかもしれませんよ。
夜泣きの対策として、ヒントになることをお伝えしました。
お役にたてれば幸いです。
くれぐれも夜泣きをあまり深刻に考え込まないようにしてください。
赤ちゃんは泣くのが仕事ですから。
きっと、夜泣きが懐かしく思えるときが来ますよ。