父の日は6月の第3日曜日。知っていましたか?
母の日と比べて、いま一つ、盛り上がりに欠けますよね。
お父さんたちもあまり期待をしていないかもしれません。
そんな父の日に、小学生の娘や息子からプレゼントをもらったら、お父さんは飛び上がるほど嬉しいものです。
たとえどんなプレゼントでもです。
日ごろ家族のために一生懸命に働いているお父さんに、感謝のしるしとして、ぜひプレゼントをあげてください。
小学生の子供さんからのプレゼントは、お金のかかるものではなく、手作りのプレゼントがいいですね。
愛しいわが子からの手作りのプレゼントがあるとお父さんはきっと大喜びしますよ。
では、どんなプレゼントがいいのか見ていきましょう。
父の日のプレゼントは小学生なら手作りがおススメ
まず、お父さんのために小学生が手作りできるものを考えてみましょう。
もちろん、小学生といっても1年生から6年生の子までいる訳ですから、
その年齢や得意なジャンルを考えて選びましょう。
必要に応じてお母さんも手伝ってあげるのがいいですね。
いくつか例を挙げてみましょう。
・手作りの料理一品
父の日のプレゼントだからといって、品物でなくてもいいですよね。
豚肉のキムチ炒めなどはいかがでしょうか?
フライパンに油を入れて、豚肉を先に炒め、肉に火が通ったら、キムチをタレごと適量入れて炒め合わせます。
簡単ですよね。
調理に慣れていないお子さんは、お母さんが手伝ってあげてくださいね。
・手作りのお菓子(チョコなど)
市販のチョコとビスケットを使って、ビスケット入りチョコはいかがですか?
ミルクチョコレートを細かく砕いてボウルに入れ、このボウルを50~55℃のお湯を入れたボウルに浸けて湯せんします。
お湯の入った大きめのボウルに、チョコの入ったやや小さめのボウルを入れる訳です。
するとチョコが柔らかく溶けてきますので、
チョコレートに熱がまんべんなく伝わるようにゴムぺらで大きくかき混ぜましょう。
ビスケットは飛び散らないように袋に入れてから、叩き棒などで細かく砕いてください。
そして、湯煎で溶けたチョコレートの中へ砕いたビスケットを少しずつ入れながら混ぜあわせます。
それから、まな板などの上にクッキングシートを敷き、その上にビスケットを混ぜ込んだチョコをゴムぺらで適当な大きさに広げます。
そのまま2時間ほど置いておき、食べやすい大きさのブロック状に切ります。
あとは、冷蔵庫に入れて固まったら出来上がりです。
・お父さんの似顔絵
お父さんの顔を好きな画材(クレパス・色鉛筆・水彩絵の具など)で画用紙などに描きましょう。
お父さんの写真を見ながら書いてもいいですし、いつものお父さんを想像しながら描いてもいいです。
お父さん1人でもいいですし、家族と一緒にいるところを描くのもにぎやかで楽しいです。
とにかく自由に好きなように描きましょう。
・お父さんへのメッセージカード
お子さんがお父さんに伝えたいことを画用紙を切ったものやメッセージ用カードに書きます。
子供はすぐにメッセージが思い浮かびませんので、お子さんの思っていることを
お母さんが聞いて引き出してあげましょう。
母:「お父さんにして欲しいことってなあに?」
こども:「うーん、もっと早く帰ってきてほしい。」
こども:「それからもっと、一緒に遊んでほしい。」
母:「だったら、それをお手紙にしようか?」
こども:「うん、お手紙書く―!」
母:「それと、いつも○○ちゃんや、みんなのために一生懸命お仕事をしてくれているお父さんに、ありがとうも書いた方がいいよね。」
こども:「うん、分かった。ありがとうって書くー」
というわけで、この子の場合は、大好きなお父さんに「早く帰ってきてほしいこと」と「ありがとう」の言葉が書けたのでした。
父の日のプレゼントに工作をあげましょう 小学生でも簡単にできる
手作りのプレゼントといえばやっぱり工作。
でも、小学生が作るのですから、難しくないものが良いですね。
工作の例を挙げておきましょうね。
・手作りアクセサリー
例えば、手作りのミサンガ。
自然に切れると願い事が叶うというジンクスを持つミサンガ。
オシャレなパパには、手首や足首につけるミサンガをプレゼントするのもいいかもしれません。
会社に出勤する日は無理かもしれませんが、休日にはつけてもらいましょう。
パパの願い事が叶うといいですね。
ミサンガをママと一緒に作ると、2人とも手芸の面白さに目覚めるかも。
※カッコいいミサンガの簡単な作り方
・手作り貯金箱
作るのが簡単なうえに、実用的なのでお父さんも喜んで使ってくれます。
お小遣いをためておくのに最適です。
貯金箱の基本的な作り方は、適当な大きさの段ボール箱や牛乳パックにカッターで硬貨や紙幣が入れる投入口とお金を取り出すための扉を作るだけです。
あとは色紙などを切って貼れば、かなり楽しい貯金箱の完成です。
・手作り写真立て
100均ショップで売っている安いフォトフレームのフレーム部分に紙粘土をくっつけて作ります。
紙粘土はしっかりこねて、フレーム部分(枠)に絡まるようにして、くっつけていきます。
フレームに紙粘土をつけたら、紙粘土を指などで押して凸凹をつけると面白い形になりますね。
また、紙粘土にビーズや貝殻、ボタンなどを埋め込んでもカッコいいですよ。
紙粘土にビーズなどをあしらうときのコツは、少し強めに埋め込むこと。
紙粘土が乾いたら完成ですが、部品などが取れてしまったときは、ボンドなどの接着剤で簡単に補修できますよ。
父の日に手紙を小学生の娘にもらうと嬉しい!
手紙もメッセージカードと内容は同じことが書けますね。
でも、封筒に入っているので、手紙をもらったお父さんは、開けて中を見るまでワクワクドキドキします。
「どんなことが書かれているのだろう?」
お父さんはそう感じます。
そして、手紙の方がメーセージカードよりも自由度が高いですね。
分量もたくさん書けますし、封筒の中に好きなものを入れることもできます。
写真や似顔絵やシールなど。お父さんに見せたいものあげたいものを何でも入れましょう。
そこに、まだまだ幼い文字で、自分に対する思いが書かれていたら、お父さんはもう涙ものです。
嬉しい想いと、同時にこの子のためにももっと頑張らなくちゃとお父さんは思うのです。
私も父の日に小学1年生の娘から手紙をもらいましたが、今も私の机の引き出しに大切にしまっています。
「いつも、おしごと がんばってくれてありがとう」
「だいすきだよ」
と書きなれない文字で書かれていたのですが、
これからもずっと私の宝物です。
同じ封筒に一緒に入っていた私の似顔絵らしい鉛筆画も
ときどき眺めています。
まとめ
父の日に小学生の子供からもらうプレゼントが手作りの工作や手紙だと、お店で買ってきた品物をもらうよりも何倍も嬉しいですね。
手作りの品物の出来上がり具合は関係ありません。子供がお父さんのために一生懸命に取り組んだということが嬉しいのです。
父の日に小学生の子供さんからもらった手作りのプレゼントは、お父さんの一生の宝物になるでしょう。
子供だけでは難しいと感じられるものを作るときは、お母さんもぜひ手伝ってあげてくださいね。