妊婦がインフルエンザの予防接種を受けても大丈夫なの?

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こんにちは。今回はいつもの筆者に変わりまして、筆者の妻がお話しさせていただきます。
よろしくお願いしますね。

寒い季節の到来ですね。この時期に一番厄介なのは、
何と言っても「インフルエンザ」ではないでしょうか。

妊婦さんの予防接種

私の子供の保育園では、まだ大丈夫なのですが、近隣の学校ではとうとう流行りはじめ、学級閉鎖になったところもあります。

「インフルエンザ」は、型に種類があるので、ある型にかかったからと言って別の型にならないとは限りません。

友人のなかにはA型になったと思ったらB型にもなってしまい、その冬は大変だったという方もいます。
だから、インフルエンザの予防接種は受けておきたいですよね。

でも、妊娠している場合、インフルエンザの予防接種はどうしたらいいのかな、と悩んでしまうかもしれません。

そこで今回は、私の体験談を交えて、妊娠中のインフルエンザの予防接種は受けた方が良いか、ということをお伝えしますね。

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妊婦がインフルエンザの予防接種を受けても大丈夫なの?

妊婦さん2

妊娠中、特に初めてのお子さんを授かった時って、色んなことに、すごく神経質になりませんか?
私はとても神経質でした。

何事も初めてで、色々な書物を読んだり保健師さんに質問したり、インターネットで分からないことを調べまくっていました。
特に病気に関しては、細かく情報収集を行なっていました。

私の場合、妊娠が分かったのが、2人とも冬でした。つわりが酷くてどうしようもない時期でした。
それでも、インフルエンザの季節はやって来ます。

インフルエンザの予防接種を毎年行なっていた私は、予防接種を受けても大丈夫なのか、と悩みました。
もし、予防接種を受けて赤ちゃんに影響があったらと思いあぐねながら、産婦人科の先生に相談をしてみました。

すると、
「妊娠中でもインフルエンザの予防接種を受けて大丈夫です!」
と先生に言われました。

なぜ、大丈夫なのかと聞くと、
「インフルエンザの予防接種には、不活化ワクチンを使っているから大丈夫です。」
「ワクチンを接種したからといって赤ちゃんに影響はないよ。
と言ってくれました。

「でもね、ガイドラインにもあるけど、医者と話し合って決めることが書かれてるんだから、決めましょう。あなたは、つわりが酷すぎるので今回の予防接種は止めましょう。即入院です。」
となり、インフルエンザの予防接種は受けられませんでした。

このように、私の場合(つわりが酷すぎてダメな場合)などを含めて、まずは、担当の先生に確認と相談してください。
(2人目の時もつわりがありましたが、無事に予防接種を受けられました。)

◆日本産婦人科学会のガイドラインには次のようなことが書かれていました。

妊娠中、全期間においてワクチンを希望された妊婦さんに悪影響が出たという報告はありません。
流産・奇形の危険性が高まった研究結果もありません。
よって、妊婦さんがインフルエンザの予防接種を受けても大丈夫です。

もし、これが生ワクチンだった場合は、受けられません。
何故なら、生ワクチンはウィルスが生きているからです。

生ワクチンの場合は妊娠中には接種出来ないので覚えておくと良いかもしれません。

※ウイルスをブロックする!

赤ちゃんに影響はないの?

妊婦さん

予防接種を受けるとき、大丈夫と言われても、おなかの赤ちゃんの事が心配になりますよね。
ある研究結果が、発表されているのをご存知でしょうか?

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の教授たちが、「母親が妊娠中に予防接種を受けると生まれてくる赤ちゃんは季節性のインフルエンザから守られる」という事を発表して雑誌にも掲載されました。心強いですね。

他にも妊娠4ヶ月までにインフルエンザ不活化ワクチンを接種した母親から生まれた赤ちゃんの奇形の発症率は増加していないとの報告もあります。
妊娠したらインフルエンザが来る前に医師に相談して予防接種を受けてみましょう。
妊娠初期は自然流産をしやすい時期なので、よく先生と相談しましょう。

◆注意しておくこと

妊娠中にインフルエンザになってしまうと重症化しやすくなります。
なので、予防接種の他にもできることをしておきましょう。

・バランスを考えて栄養を摂る

当たり前のことですが、妊娠すると食べられるものや好きだったのに食べられなくなるなど、食生活に変化が出てきます。
このため栄養バランスが偏ってしまいがちなので、出来れば頑張って食べてみましょう。
ちなみに私は、6ヶ月までは、食事のバランスが悪かったのですが、途中から子供のためと頑張って色々なものを食べるようにしました。(でも、無理はしないでくださいね)

・手洗い・うがい・マスクをしましょう

普段からしていることだと思いますが、妊娠中に病気になると大変です。
外出した場合、どこで病気をもらってくるか分からないので、こまめに手洗い、うがいをし、マスクの着用を心がけましょう。

・加湿・乾燥に注意

加湿をしずきるとカビの原因になり、インフルエンザ以外の病気になってしまいます。
乾燥はインフルエンザが好み、インフルエンザにかかりやすくなります。
私は、部屋を加湿したら、5分間窓を開け空気の入れ替えをして、加湿と換気を繰り返していました。
冬場に5分の換気はきつく感じられます。この5分間は家の中でコートを着ていました。それだけ空気の入れ替えに、注意をしていました。

・2人目以降のお子さんを妊娠していらっしゃる方

早めの予防接種を受けましょう。
一人目のお子さんの場合は、付きっきりでお世話ができますが、2人目や3人目ともなるとそうはいきません。
自分がインフルエンザにならなくても、お子さんが幼稚園や保育園・小学校でもらってくる可能性は否定できません。そうなる前に、妊娠していたら早めの予防接種を受けましょう。

予防接種の料金は病院によって違う?

まとめ

妊婦さんと医師

もし、妊婦がインフルエンザにかかってしまった場合も、赤ちゃんは胎盤に守られていますので、インフルエンザウイルスに感染することはないと考えられています。

栄養があり消化の良いものを食べて、安静にしていましょう。

そして、リレンザやタミフルなどの坑インフルエンザ薬を使用することも推奨されています。

まずは、何より担当の先生と相談して、何をすればよいのか、何をしてはいけないのかを確認をしましょう。
妊娠中は精神的にも肉体的にも大変です。不安な気持ちでいるよりもできることを行ないましょう。
そして、きちんとした予防と対処を心掛けましょうね。

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