白目が出血したように真っ赤に染まった!充血?どうすればいいの?

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鏡を見て飛び上がるほどびっくりしたことがあります!
自分の目の白い部分が、血が噴き出したように真っ赤に染まっていたからです。

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私がそうなったときは、なにか、自分の目にとんでもないことが起こっているのではと思いました。
まさか失明はしないよねと、心配もしました。

恐る恐る調べてみると、この白目が赤く染まる症状は「結膜下出血」だと分かりました。
たいていの場合、放っておいても2日~2週間ほどで白目の赤さも取れ、何の後遺症も残らないものでした。

ですが、初めて目が真っ赤になった時は誰でも驚くと思いますし、すごく心配になるでしょう。

そこで今回は、白目の部分が真っ赤に染まる原因などについてお伝えしたいと思います。

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白目が赤くなる原因

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白目が赤くなる原因の多くは充血です。
白目の結膜の血管が膨張することで白目が赤くなるのです。

では、白目が充血する原因は何でしょうか?

・目の疲れ

やはり、目が充血する原因の大きなものは目の疲れ・眼精疲労です。
目が疲れると、目の機能を回復させるために酸素や栄養を運ぶ血流が増えます。
そのため白目の血管が膨張し目が赤く見えるのです。

・ドライアイ、コンタクトレンズ

ドライアイやコンタクトレンズの使用も、目の保護の役割をしている涙が不足し、
目の表面が乾いてしまうため、酸素や栄養が目に届きにくくなってしまいます。
そのため、血液量を増やして酸素や栄養を送り届けようとして目が充血するのです。

・老化

年齢が上がるとともに、涙の分泌量はどうしても減ってきます。
そのため、やはり目が乾きやすくなり、目は充血しやすいのです。
老眼や白内障などで視力が落ちると、何とかものを観ようと目を凝らすので、
まばたきの回数が減り、これも目が乾く原因の一つになります。

・アレルギー

花粉症などのアレルギーによっても血管が拡張し、目が充血します。

・結膜炎

白目とまぶたの裏をおおっている半透明な膜が結膜ですが、赤く充血して炎症を起こすのが結膜炎。目の充血とともに目やにが出たり痒み(かゆみ)も出ます。ウイルス性結膜炎・細菌性結膜炎・アレルギー性結膜炎があります。

※目の充血には専用の目薬を

・目の中に異物が入っている

目の中に異物が入っている場合は、眼球の赤さだけではなく、かなり、目に違和感、異物感、痛みがあります。私は眼球にまつ毛が刺さっていて、目が真っ赤になったことがあります。

まばたきをすると、余計に違和感や痛みが増します。目を閉じている時や眠っている時は、結構、楽でした。ふつう、些細なゴミや異物でしたら、涙と一緒に出てしまうのでしょうが、私の場合は、しっかり眼球に2本のまつ毛が刺さっていて、まばたきをするたびに、余計に深く、まつ毛を中に押し込んでいたようです。

朝起きた時の目やにの量がすごくて、目が開けづらかったのを覚えています。

2・3日、目薬を入れながら様子を見たのですが、あまりに辛いので、眼科に行ったところ、まつ毛が2本も眼球に刺さっていることが判明し、すぐに悪さをしていたまつ毛をピンセットで抜いていただきました。抜いた直後から目がうんと楽になったのも覚えています。そのあと、眼医者さんに出してもらった目薬を入れていると、4日ほどで目は完全にすっきりとしました。

異物が目に入っているかもと思ったら、すぐに眼科に行かれることをおススメします。

結膜下出血とは

結膜下出血

結膜の下の小さい血管が破れて出血することによって、白目が真っ赤に染まったようになる症状です。
目がゴロゴロする感じがありますが、痛みはありません。
色々な原因で結膜下出血は起こりますが、くしゃみや咳などで目の血管に圧力がかかることでも出血することがあります。

視力が低下する心配はありません。ふつう出血は1週間~2週間で吸収され後遺症もありません。
結膜下出血は、白目が真っ赤に染まるので、初めてなった時は驚きますが、ほとんど心配のないものです。

※専門のお医者さんも心配はいらないと言っています!

眼の赤みが長引いて、どうしても心配になるときは、眼科医に診てもらってください。

眼底出血とは

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結膜下出血とよく間違えられるのが眼底出血です。

結膜下出血は、見た目が派手なので驚きますが自然に治まる症状です。

ところが、眼底出血というのは、黒目の奥の、光を感じ取る組織である網膜や、網膜の手前にある硝子体からの出血がある状態です。
高血圧や動脈硬化、糖尿病、さらには眼球を激しくぶつけたことなどで起こり、重度の視力障害になったり、 失明の恐れもあります。必ず治療しないといけません。

眼底出血の場合は次のような症状が出ます。

・視力が落ちる
・モノがかすんで見える
・視野の中に虫みたいなものが飛んで見える(飛蚊症;ひぶんしょう)
・視野の一部が欠ける
・モノが歪んで見える
・いつもと色が違って見える

上のような症状が思い当たる場合は、眼科医の診断を受けることをおススメします。
もちろん、糖尿病や高血圧などの病気がある場合はそちらを優先して治療しなくてはいけません。

まとめ 白目の充血や結膜下出血を予防するために

眠る

・睡眠をしっかり取る

目の充血を改善するためにはまず目を休めることです。
しっかり睡眠をとって目の機能を回復させましょう。

・コンタクトレンズの正しい使用

コンタクトレンズを長時間使用したり、交換期間を過ぎたレンズや汚れたレンズを使用するのは止めましょう。

・まばたきの回数を意識的に増やす

スマホやパソコンの画面を見るときはどうしてもまばたきが少なくなってしまいます。
目を乾燥させないためにも、まばたきの回数を意識的に増やしてください。

・部屋の湿度が乾きすぎないように保つ

エアコンなどの使い過ぎ、温度設定によっては部屋が乾燥しすぎます。
目の乾燥を避ける意味でも湿度は適度を保つように心がけてください。

・紫外線に気をつける

紫外線も目のトラブルの原因になります。UVカットのサングラス、コンタクトレンズ、帽子、日傘などを利用しましょう。

・栄養に気をつける

目の健康のためには、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・
ビタミンE・アスタキサンチン・ルテイン・アントシアニンなどが良いと言われています。
食事からとりにくいものは、サプリメントを利用してい良いですね。

・マッサージを受ける

体全体が疲労していたり、首や肩がこっている場合にも目の充血や結膜下出血が起こりやすいです。
特に首や肩のマッサージを受けると、目の疲れが取れ機能が回復が早まるため、目の充血や結膜下出血が早く改善しやすいです。

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