社交ダンス!どうやって始めるの?歳だし、運動神経ないけど大丈夫?

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社交ダンスに興味や憧れを持っていて、いつかやってみたいなと思っている方は多いようです。

社交ダンスの楽しいイメージ

映画の『Shall We ダンス?』を見て社交ダンスを始めた人も少なくありません。
テレビの『金スマ』でも芸能人やアナウンサーが社交ダンスを踊って、華麗なステップを披露しています。

本当に楽しそうで、何かになり切って踊っていますよね。

あの華やかで、熱狂した世界、日常とはまるで異次元です。
社交ダンスは見るだけでも楽しいですが、実際に踊るともっと楽しいです。

自分もあんな風に踊ってみたい。
50歳を越したけど覚えられるかな?
遅すぎないだろうか?

教われば踊れるようになるのだろうか?
みんなはどうやって始めたのかな?

社交ダンスを教えてくれる場所ってあるのかな?
社交ダンスって、どうやって始めればいいのかな?

そんな疑問を持つ方も多いと思います。

そこで今回は、社交ダンスの始め方について見ていきましょう。

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社交ダンスの踊りの種類

スタンダードとラテン

あなたがこれから始めようとしている社交ダンスには色々な種類のダンスがあります。
ちょっと見てみましょう。

社交ダンスで踊るダンスは大きく2つに分かれています。
スタンダード種目
ラテン種目です。

◆スタンダード種目

衣装でいうと男性は燕尾服、女性はロングドレスを着て踊るタイプのダンスです。

・ワルツ サークルや教室、パーティーなどでも最も多く踊る機会が多く、最も人気のあるダンスです。3拍子の緩やかな楽曲に合わせて踊る優雅なダンスです。

・タンゴ シャープで切れのある動きが要求されるダンスです。首の動きなどに独自の表現があり、オシャレで情熱的なダンスです。

・スローフォックストロット 止まることのない大きな流れとうねりの中で踊っていく風格のあるダンスです。

・クイックステップ 楽しく軽快に踊るスピード感のあるダンスです。

・ウインナーワルツ もっとも古い起源をもつ社交ダンス。ヨーロッパの貴族の舞踏会などで踊られていたダンスです。
一般のワルツよりも早いテンポの曲で踊られます。

◆ラテン種目

こちらの衣装は体のラインが出る派手目なものを着て踊るタイプのダンスです。

ラテンダンス

・ルンバ 男女の愛を表現していると言われる、ゆっくりな音楽に合わせて踊るしなやかなダンス。

・チャチャチャ 軽快な音楽と歯切れの良いステップが楽しいダンス。

・サンバ 社交ダンスで踊るサンバは、リオのカーニバルで踊られるサンバとは全く異なります。

・ジャイブ パーティーで踊られるジルバを高度に発展させたダンス。飛び跳ねるステップがあり、相当な運動量が必要です。

・パソドブレ スペインの闘牛やフラメンコのイメージを持つ情熱的なダンス

スタンダードとラテンでは、同じ社交ダンスでもイメージが全く違います。
一般的にはスタンダードは紳士的で大人しいイメージで、ラテンは自由奔放で派手なイメージと思われていますね。

でも、実際にはスタンダード種目にも情熱的な激しさがあったり、ラテン種目にも優雅さやロマンティックな表現が要求されることもあります。

社交ダンスの始め方

ダンスを楽しむ男性

・社交ダンスを始めるのに年齢は関係ない?

「踊りたいけど、もう歳だから!」とためらったり遠慮している方がいます。ですが、社交ダンスは何歳からでも始められます。

ダンスの基本は歩くことだからです。音楽に合わせてキレイに歩ければ、それはもうダンスです。歩くことができればもダンスは踊れるということです。

何も最初から難しいステップをマスターする必要はありません。何歳であろうと、優しいステップから覚えていけば楽しくダンスを上達させることができます。

私が入っていたサークルでは、80過ぎ男性がカッコよくジルバやタンゴを踊っていましたよ。

ペアを組んでダンス競技会に出場している70歳過ぎのご夫婦もいました。お二人とも、とてもオシャレで元気でした。

まあ、ダンスをすれば誰でも10才は若返って見られますね。経験談です。

「運動神経がないから踊れないかも!」と思っている方も心配いりません。社交ダンスは基本から少しずつ練習していけばどんな方でも必ず上手になれます。

室内のフロアーの上で踊るのです。アクロバットを習うわけではありません。

何しろ、社交ダンスのレッスンで一番最初に習うのが、歩き方「ウォーク」なのですよ。

踊ってみたいという気持ちを大事にしてください!素晴らしい世界が待っています。

・社交ダンスは独学でマスターできるか?

この問いに対する答えは、残念ながらノーです。社交ダンスを独学で勉強し、練習することはおススメできません。

世の中には、社交ダンスの教本やDVDなどのレッスン教材が沢山出ていますが、
これらはダンスのレッスンを受けている人が参考にするためのものです。

ダンスは実際に体を動かすスポーツですので、見たり読んだりしただけで身につけることは困難です。

例えば、「足で床を押して立つ」「頭は上に引っ張られている感じで」
「ステップは足で取りにいかない」などの言葉はどんな意味か分かりますか?

これらはダンスをするときの立ち方やステップするときの基本的な注意なのですが、言葉だけでは理解できませんよね。

やはり、体の動かし方や感じ方は、目の前で先生に繰り返して教えてもらわないと身につきません。

ですから、社交ダンスを始めるのであれば、必ず先生に習ってください。

社交ダンスを始めるには大きく分けて二つの方法があります。

・社交ダンスのサークルに入る

社交ダンスのサークルは全国たいていのところにあります。
地域の公民会や市民センターに問い合わせてみて下さい。ダンスサークルの情報を教えてもらえます。
公民館などで団体レッスンが行なわれています。

続けられるか自信がない。実際の社交ダンスがどんなものなのか知りたい、最初からお金をあまりかけたくない、
気楽にダンスを楽しみたい
という方はまず、サークルに入るのがおススメです。
教えてくれる先生は、プロの教師とは限りません。ダンス歴の長い上手な方が教師を務めていることもあります。

月4回のレッスンで月会費が3000円~5000円位です。

・社交ダンスの教室に入る

人より早く上手になりたい。本格的な社交ダンスを覚えたい。ダンスの競技大会にも出たいという方たちは、教室に入門してください。
プロの先生が基本からしっかり教えてくれます。ダンス教室もカルチャーセンターなどが主催しているところと、
個人がダンス教室をやっているところでは料金や内容に差があります。

カルチャーセンターのグループレッスンでは、入会金が5000円~1万円程度 レッスン費は月5000円位です。
個人レッスンになるとレッスン費はもう少し高くなります。

ダンス教師が個人で主催している教室では、レッスン費はさらに高くなります。
ですが、最も質の高いレッスンを受けられるのも個人のダンス教室です。
これから始めたい方は、まずはサークルやダンス教室を見学に行くといいですね。
教室だと無料の体験レッスンを実施しているところもあるので、活用されるのもおススメです。

ダンス教室に入ると、社交ダンスの正式種目である10種目と、さらにダンスパーティーでよく踊られるジルバやブルースなどもすべて覚えることができます。

一方ダンス・サークルの場合は10種目のダンスをすべて覚えられるとは限りません。サークルは趣味として楽しむのが主目的なので、より専門性の高いスローフォックストロットやクイックステップ、ジャイブ・パソドブレなどのダンスはレッスンでは教えないサークルもあります。

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社交ダンスを始めるのに必要なモノ

・ダンスシューズ

社交ダンスには専用のダンスシューズが必要です。
シューズもスタンダード用とラテン用に分かれています。
またどちらにも使えるシューズもあります。
社交ダンス用のシューズは靴裏がフロアー上で適度に滑るような素材でできています。

この適度に滑るというのがミソで、滑りすぎても、滑らなさ過ぎても踊りにくいです。
サークルや教室の先生に相談して自分の足に合ったものを購入してください。
1足10,000円~15,000円ほどでしょうか。

・踊りやすい服装

社交ダンスを練習するときは踊りやすい服装なら何でも構いません。

より踊りやすくて機能的な社交ダンス専用の衣装も売られています。練習用と競技大会用では異なりますので、これもサークルや教室の先生に相談して購入してください。
入門した初日は動きやすい服装であればOKです。

他にも、あれば便利な小物などがありますが、
最初はシューズと練習用の衣装があれば社交ダンスを始められます。

ダンス用グッズは少しずつ揃えていけばよいでしょう。

社交ダンスをすると若返る秘密は?

おわりに 社交ダンスは本能を解き放つ

私が社交ダンスを始めたきっかけになった映画

社交ダンスの大きな魅力の一つは、音楽に合わせて体全体で自分の感性を表現できることではないでしょうか。
また、フィーリングや雰囲気の異なる色々なダンスを踊ることを通じて、今まで知らなかった自分を発見できることもあります。

社交ダンスをやって行くと、自分はスタンダードとラテンのどちらのダンスに向いているかとか、どちらが好きだとかという好みが出てきます。

この時にスタンダードやラテンのどちらかを中心にやって行くのか決めていくことになります。
もちろん全10種目をすべてマスターしたいという方向もあります。

ダンスフロアーに出て、音楽が鳴りだせば、そこはもう別世界です。
そこには音楽を体で表現するあなたとパートナーしか存在しません。

ダンスは人間がまだ文字を持たない頃から踊られていました。
嬉しい時、楽しい時に踊り、悲しい時にも踊る。
言ってみれば、踊ることは人間の本能のようなものです。

社交ダンスでは、その人間の本能を思いっきり解き放つことができます。自分の中にこれほどの情熱があったのかと、びっくりすることと思います。

あなたにも、社交ダンスで全身を使って踊る喜びを知って欲しいと思います。

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